今日は1年越しのお約束が実現。
ファッションスタイリストのまさえちゃんに
前々から、パーソナルスタイリリストをお願いしたいと思いつつ
お互い仕事も忙しいし、お互いママということもあり、何かと優先順位が下がってしまい
なかなかこの日を迎えることができずに今日まできてしまった。
でも、1年前ではなく、今日がそのタイミングだったのだと思ったりもして・・・
とりあえず、自分の手持ちの服を見てもらってからと、まずはクローゼットチェック。
何だかね、似たようなものが並んでます。はい。
食べ物と一緒で、基本的にナチュラル素材
季節を問わず夏に限らず、コットンと麻ばかり。冬はそこにウールとカシミヤが加わります。
で、デザインもシンプルなもの、ベーシックなものばかり。色もの極端に少ないし、柄物ほとんど無いし・・・
若いころは、ボーダーが好きで撮影の時はほとんどボーダーTだった気がするけど、いつからかボーダーT滅多に着なくなったなぁ~~
今でもボーダーは大好きなのですよ、でもね、なんだかね
似合わなくなったように思うから、めったに着ない。
で、まさえちゃんに一番最初に聞かれたのは
「この中で恵子ちゃんが一番よく着る服はどれ?」
この生成りパンツとこのワンピかな・・・
で、写真のストライプのワンピは、たまたま通りすがりで
入ったバーゲン中のお店で見つけたもの。値段もね・・・2000円ちょっとだった。洗いざらしな感じと着ていてすごく楽だし涼しいからついつい
手が伸びる。
「うん、恵子ちゃんぽいね。いいね。で、これはそのまま着るの?ボトムはいつも何合わせるの?」
「えっとね、このスパッツとかこっちのツパッツ」
「・・・・・・・・」
微妙な間が。
「今どきツパッツ履きませんから、恵子ちゃん!」
「え?ダメ?」
「ダメでしょ、若けりゃまだしもさぁ~~~大人だからね」
「例えばね、このデニムを合わせて、でもこの丈のままだと
もっさいからさぁ、おばさんぽいじゃん。
まぁ、おばさんでもいいんだけどね。私たちも十分そんな年だしさ。
でも、こうやって、はい、デニムはロールアップして、
で、そのままより、細いベルトでちょっと絞ってみるとどう??」
で、それが、上の写真です。
え・・・・それ、いつも私が仕事着として楽だからきてるワンピ??
「でね、ちょっと大振りなネックレスとか、首回りに小物でポイント作る。
まぁ、撮影の時とか邪魔になると思うけど、だったらエプロンするときにネックレスは外せばいいよね。そのままスタジオに忘れてきそうだけどね~~」
まさえちゃんも、雑誌や広告の撮影でスタイリングをしているプロのスタイリストだから、撮影現場がどんなのかをよく知っていて、そのあたりのこともよーく考えてアドバイスしてくれます。
麻のマキシ丈のスカート この夏大活躍しそう~~
お気に入りのネックレスとピアスは
お友達のアクセサリーブランドのもの。
繊細な細いゴールドのチェーンに台座無しの小さいダイヤ
これも、「これ、似合うと思う」と製作者自ら選んでくれたものですが、
白のVネックTと麻のストライプのシャツを着て、このネックレスって
自分では絶対しなかったと思うなぁ・・・
この上の写真のパンツを無印に持っていき、この型紙でまた作ってほしいと
思っているほど、お気に入りのパンツのラインです
襟のデザインが気に入って随分前に買ったまま
箪笥の肥し状態だったブラウス。
白シャツや白のブラウスは、仕事のユニフォーム的存在だから
いつも気にしてチェックしているアイテム
きれいなラインのものを見つけるととりあえず購入しておきます。
で、タンスの肥やしなりがち・・・
こうやってずらっと並ぶと、ほんと色がない・・・
似たようなものばかり。
今シーズン何を買い足せば良いかを聞こうと思っていたら
「洋服は、ちゃんと似合うもの、江口恵子テイストのものを持っているから
とりあえず、今シーズは買い足さなくてOKだよ。あとは、組み合わせの仕方と小物だな。スカーフ、アクセサリー、ベルト、見えてもOKな白のキャミ、靴は、ローヒールを。バレエシューズを買うなら、トウの部分の素材とデザインが大事だからね」と、アドバイスをもらいました。
自分では絶対選ばないであろう、ピンク系のスカーフやストール、でもテラテラした素材ではなく、あくまでも、ざっくりナチュラルなテイストのもの。ベルトは太いのではなく、細いこげ茶を。
へーーーー。ふーーーーんの連発。
秋以降のアドバイスも前もって調べて用意しておいてくれた
写真をもとにアドバイスをもらい、今日の楽しい時間は終了となりました。
年齢と共に、着たいものと似合うもののギャップが出てきたり、
体系的なことや、ゆっくり洋服を買いにいく時間もなかなかなかったり
だんだん自分の着るものに対して無頓着になりつつもあり、
コーディネートを考えなくてもいいような服ばかりをチョイスしていたなぁ・・・反省反省。
まさえ語録が連発だった今日。すごくいい言葉だな、って思ったのは
「ファッションの語源でもある、流行やトレンドを追うことよりも、
その人らしい、その人を引き立てる、洋服やコーディネートを提案したい。
10年後にその服を着てもしっくりくるのが良いな、と思う」
この言葉を聞いて、やっぱりこの人に頼んで良かった!と思いました。
ちなみに、手放した服は、シャツ数枚とスパッツ、エスニック柄のワンピ
「これは恵子ちゃんは着なくていい」「エスニック柄はね、若い子はいいだよ。肌にパーンと張りがあってはつらつとしてると似合うんだけど、私たちが着ると、お土産ものになるから」お土産・・・・??
「バリ土産の人形っぽいっていう感じ」
まさえ語録に爆笑の連続でした。