今日は、郷土のおにぎりと味噌玉WS
2年前に出版した本
をきっかけに、郷土食や郷土の食文化に益々興味がつよくなり
この本を一緒に作ったライターの村山さんと
これ、掘り下げたいね・・・なんて話をしたいたら、
別のお仕事でご一緒したライターの峯岸さんとも
郷土食の話で盛り上がり、今回の郷土のおにぎりと味噌玉WSを開催することに。
料理教室の生徒さんでもあり、うちのウェブ担当でもあるマキコちゃんにもお手伝いしてもらっての今回のWS。
バター醤油の香ばしい香りが漂う中
楽しく美味しく無事WSを終えることができました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
WSのレポートは、また改めて、近々アップするとして・・・・
今日のブログは違う角度から。
今日は親子参加の方が多かったのですが、
お友達の3年生の息子くんは単身で参加してくれました。
一緒にお料理したこともあるのでお料理好きってことは知っているし、家が近いのとママがお仕事忙しいのも知っているので
「お店まで一人で来れるなら、夕方帰宅するまでお店で預かるからおいでよ」と誘ってみたところ
事前にママと2人で歩いて、学童からの道を歩き、
一人で来られるかを確認。
「よし大丈夫!」と、なり、参加の連絡をもらいました。
学童を早引きして、歩いてお店に来たら、まずはランチタイムです。自分で注文をして、好きな席に座ったらごはんを食べています。
決して子供扱いはしませんよ。
メニューを説明してご注文を取ります。
ごっこ遊びではありません、本物です。
説明を聞いたら、ちょっと考えて、自分の食べたいものをチョイス。
場所も自分の居心地の良さそうなところを選んでいました。
私は準備しつつスタッフとの打ち合わせをしながら、様子を見ながら
声をかけたりしていて、
で、ごはんを食べ終わると
「恵子ちゃん、何か手伝えることある?」
「じゃぁさ、これ運んで」とか「これ拭いて」とか、自宅で我が子とやるように、どんどんお手伝いをしてもらいます。
そんなこんなで、WSがスタート。みんなと一緒に作って食べて、で、WS終わると後片付けも普通に手伝ってくれます。
夕方からは通常クラスのキッズクラスがあるので
彼はそれにも参加です。
WSとキッズクラスの間、約小一時間。
テーブルで夏休みの宿題をしていて、いや~関心関心。
で、キッズクラスを終えてまたまた私のあと片付けをお手伝いしてくれたり、お店にある子供用の本を読んだりして、ママの帰宅を待ちました。
12時すぎから18時すぎまで、約6時間。学校でも学童でもなく
何をしなさいとの指示があるわけでもありません。
しかも、公園や児童館でお友達と好きに遊ぶのとも違います。
小学校3年生の男の子にとって、ちょっと緊張したり、心細かったこともあったに違いない。
でも、彼は弱音もはかず、泣き言をいうでもなく
しっかりと夕方、ママがお店にくるまで自分のやるべきことを自分で考えて過ごしていました。
友達でもある、ママにその様子を話すと
「えぇ~~~~そうかそうか。大丈夫なんだね~~」と。
そ、親が思うより子供はずっとしっかりしているし、
案外、ママが居ない方がしっかりと考えて行動できるんですよね。
それは、江口家も同じです。
一緒にお店まで歩いて確認したとは言え、今日ママは夕方本人の顔を見るまで心配だったに違いない。本人以上にドキドキしたに違いない。
その気持ちもよくわかる。
「まだ早い、危ない」「ママ仕事だから」と言ってダメ出ししたほうが、どんだけ楽か・・・ね。
一人で頑張った息子くんも、「行きたい、行ける!」と言った息子くんの背中を押してチャレンジさせたママにも大きな大きな拍手です。
そして、帰り際の息子くんのあの誇らしげな顔とバイバイの後に2人で交わしたハイタッチ。彼は間違いなく大きく成長したに違いない。ぼく自分でできるよ、って自信を持てたに違いない。
丁度1年前、うちの長男が自宅から吉祥寺のお店まで一人でバスに乗ってやって来たのを思い出した。あの時と同じ顔
「誇らしげなやり切ったという自信に満ちた顔」だったね。
彼もそして、わが子たちもあの表情をあと何度見せてくれるのだろうか?
子供の成長には親の子離れが必要なのだと、
やっぱり思った今日でした。
夏休みは、キャンプやおばあちゃんのところへ行ったりと
親もとを離れて成長するチャンスがたくさんありますね。
夏休みは子供たちの心も体もぐんと成長するときかもしれませんね。