今年もやってきましたこの時期が
寒仕込み、手前味噌の会!!
今年は2月からスタートして3月末までに総量200キロちょっとの
お味噌を仕込むことになりそうです。
基本の米味噌、そしてコクと香りが際立つ豆味噌、
今年は新しく麦みそも仕込みました。
淡い色合いのこちらのお味噌が10カ月後には
こっくりとした赤褐色の色の熟成して美味しいお味噌になるのです。
さて、
「手前味噌ですが・・・・」
ニュアンス的には理解して使っていましたが
改めて調べてみると・・・
『自慢』じ、じまんっ!!!!
「手前味噌で恐縮ですが・・・・」
=「自慢して恐縮ですが・・・」笑
言葉にするとストレートです、はい。
知って、改めて、
「手前味噌ですが・・・」
=「自慢しちゃいますが・・・」笑
うちのお味噌は絶品なんです(笑)すみません・・・
なので、一度作ると、一度食べるともう他のお味噌は食べられなくなります。
参加者の皆さんからは
「ほかのお味噌食べられなくなっちゃいました」とのお声を沢山いただいてます。
麹屋さんから仕入れる麹を多めにして、お味噌に敵した品種の特別栽培の北海道産大豆
美味しいお塩、材料はたったこれだけです。
蒸し大豆をつぶして麹と塩と混ぜるだけ。
このシンプルな作業を、笑い声行きかう空間で楽しく作ることで、
楽しい波動になって、まろやかで美味しい味噌になるんだろうな、と思うのです。
今年は更に!沼津の会社 mizunoto さんから
無添加の素材そのものを粉末にした「おだしカクテル」をご提供頂いて
味噌玉のデモンストレーションを。
味噌玉、とっても便利でオススメ!わが家でも作っているのですが
今回は、玉にしなくても、お椀やカップに、
美味しい手前味噌と、おだしカクテル、好みのフリーズドライの具を入れて
熱湯を注ぐだけで美味しいお味噌汁になることを発見。
これは、美味しい味噌ならではの作り方、飲み方なのです。
実は参加者の感想からその場で思いついたのです。
「お味噌汁の作り方で、お味噌は火を止めてから入れる、と知っていたけど、
こちらのお味噌を使うまで、あまり実感がなかった。でも、このお味噌を食べて
香りがとても良くて加熱するとそれが半減することを実感しました」とのこと。
更に言うと、手作りなので火入れもしていないので、生きた酵母も沢山含まれています。
だから、ぐらぐらと煮ると、せっかくの生きた酵母、酵素も死んでしまいます。
麹の良い香りと酵素を最大限に生かす為には、火を止めてから味噌を加える・・・だったら
カップに直節味噌を入れてお湯を注ぐにはすごく良い方法ですよね。
5人全員がそろってごはんを食べることが減ってきた江口家
この1杯分ずつ作るスタイルは、煮詰まる心配もなく、
常に美味しくフレッシュな風味。
今の時代、実は美味しいお味噌汁の秘訣はこれとなるのか??
などと、思いながら今夜もお味噌汁をすすりながら
ほっとひと息、つくのでした。